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FF14 2024年最新版バルデシオンアーセナル ろる解説 | 道中の事故を減らそう!参加者全員が道中で気を付けるべきポイントを解説。

最近道中で死亡する事故が多発している

最近のBA活動の話を聞いていると、道中の敵に襲われて死んでしまったという話をよく聞きます。

元々、BAでは蘇生制限の関係上、死が許されないコンテンツになっております。
特に道中での死亡は善意でサクリファイスを持ってきているヒーラーさんからしても、他に道中で使うロゴスアクションを持ってきていることもあり、使用しづらいタイミングでもあります。

今回の記事では考えられる事故の原因と、それを防ぐために参加者全員が出来る気を付けるべきポイントを解説します。

最も多い原因は「釣った敵以外の敵視漏れ」

ララフェルくん
ララフェルくん

敵がたくさん来たから、とりあえず直ぐに範囲攻撃を使ったら逆に殴られて死んでしまいました…


通常のインスタンスダンジョン(サスタシャやタムタラ等のダンジョン)を思い出してください。
タンクさんが釣ってきた敵グループに対して、範囲攻撃を使うと自身にダメージが発生していることはありませんか?
それは大抵、タンクさんが釣った敵以外の敵から殴られていることが多いです。

普段のインスタンスダンジョンであれば、タンク以外の人に数発攻撃が飛んでいっても死ぬことはありません。
ですが、BAではインスタンスダンジョンとは異なり、それぞれのモンスターの攻撃力がかなり大きく設定されており、初めて攻略する人となるとオートアタック1,2発で死に至ることも。

どういった経緯で殴られているのか、原因を考えてみましょう。

敵視漏れはIDと同じようにタンクだけの問題ではない

こちらの原因として、敵視の調節不足が挙げられます。
それぞれのモンスターには敵視という内部パラメーターが存在しており、モンスター自体にダメージを与えたり、パーティメンバーを回復したりするとパラメーターが上昇します。
タンクさんはディフェンダーやアイアンウィル等の常時スタンスアビリティや挑発等の”敵視上昇ボーナスがついているスキル”を用いて、タンク以外の人よりも敵視を稼ぎ、敵の攻撃を引き付けています。

一見この問題は、タンクさんの敵視の蓄積不足が原因として挙げられてしまう事が多いのですが、多数の敵に対しての敵視維持には行動制限の限界があり、たとえどんなにタンク慣れしている人でも全ての敵視を徹底的に取るのは困難です。

よって、タンクさん以外の人も、敵視の確保を邪魔しないように戦い方や立ち回りを工夫する必要があります

タンクさん以外が行う、敵視上昇行動のリスク

タンクさんが最初に敵を引っ張ってくる手段として、敵視上昇ボーナスのある技を使って敵を引っ張ってきますが、あくまでそれが適用されるのは”釣ってきた敵だけ”であり、一緒に襲ってくるお供は敵視が全く蓄積されていない状態でタンクさんに襲いかかってきます。

その状況で、そのほかの人が直ぐに範囲攻撃や回復等の敵視上昇行動を始めたらどうなるでしょうか?
その結果が、上記のララフェルくんのように敵視が確立していない敵が行動した人に一斉に襲いかかってしまうことがあります。

他に考えられる原因

戦闘中の敵視漏れ以外にも、道中で死亡する原因にはこのようなものもあります。

敵の感知条件を満たしてしまっている

モンスターには感知範囲や感知条件が存在しており、それを満たしてしまうと襲い掛かってきます。
襲ってきた敵は襲った相手に対して攻撃を行う為、そのまま死亡してしまうことも。

BA内の感知条件は以下の4つが確認されています。

感知名称感知条件備考
視覚感知敵の正面方向から約120度扇状
かつ、ターゲットサークルから約9m以内のプレイヤー
聴覚、魔法、生体感知以外のモンスター全員に適用されている
聴覚感知敵のターゲットサークルから周囲約9m以内の走っているプレイヤーアーセナル・トームのみ
歩けば回避出来る
魔法感知敵のターゲットサークルから周囲約20m以内で魔法を詠唱したプレイヤー※アーセナル・スプライトのみ
生体感知敵のターゲットサークルから周囲約20m以内でHP50%以下のプレイヤー※アーセナル・ゲシュンペスト
アーセナル・ロゴス の2体のみ
※但し、魔法・生体感知は敵の真下付近に居る人に対しても感知する。

魔法感知や生体感知は、感知条件を満たさなければ基本襲ってきませんが、例外として、敵の真下近くまで近づいてしまうと感知するようです。敵のターゲットサークルの内側や真下を通るのはやめておきましょう。

生体感知のアーセナル・ロゴス。
このようにターゲットサークル内にさえ入らなければ安全。

ちなみに、ディープダンジョン(DD)系のコンテンツを遊ばれてる方ならなじみ深いと思いますが、接近感知はBA内の敵からは確認できませんでした。

特に事故が多発しているのは『魔法感知』を持つ、アーセナル・スプライトです。外でリフレク狩りでお世話になった人も多いのではないでしょうか。

転移通路のアーセナル・スプライト。彼(?)にやられた人は数知れない。

スプライトは1ボス終わった後の広場に1体、2ボス終わった先にある転移部屋通路に3体配置されておりますが、常に巡回を行っている敵の為、特に初心者さんが見失いがちです。
感知範囲がかなり広く、感知範囲内で魔法を唱えた瞬間に襲い掛かってきます。
魔法属性のスキルだと何でも反応するため、回復魔法や、タンクさんが持つ一部アビリティ(ホーリースピリットやアンメンド等)でも感知します。
そのため、非戦闘時でも注意が必要です。

動画ではナイトの回復魔法のクレメンシーを使用しています。

戦闘中、進行方向側に立ってしまっている

慣れているタンクさんは上記の感知条件や敵の巡回位置を把握した上で、安全な位置に敵を引き込んで戦ってくれることがあります。
つまり引き込んだ後に、自身の立ち位置がタンクさんより進行方向側だった場合は注意が必要です。

その場所は魔法感知の敵や、危険な敵の”通り道”かもしれません。

敵が使用してくる技に直撃してしまっている

BAに存在する一部の道中敵は特殊な広範囲攻撃や巨大な床範囲を持った技を使用してきます。
特に初見さんの場合、しっかりボス周りを予習していても、道中敵の特徴までは解説されていないことが多く、攻撃に当たってしまい死亡してしまう方が多々います。BA内には初見キラーのモンスターが多数存在します。

初見キラーで有名なアーセナル・ビブロス氏。
彼が繰り出してくる”かぎ爪”は敵視1位に対して無詠唱の扇範囲攻撃。立ち位置に気を付けよう。

常連さんがいる場合都度注意喚起をしてくれることもありますが、ある方が珍しいので、出来る限り自身で対策出来るようにしておきましょう。

その他特殊な技に関しては近い内に別記事で紹介いたします!

対策

戦闘が始まってしばらく経ってから、範囲攻撃や回復魔法を使うようにする

まず、タンクさんが敵を釣った直後の敵視上昇行動は控えるようにしましょう。

引っ張ってきた直後に控えた方がいいスキルの具体例としては
・範囲攻撃
・ケアルやリジェネ等の回復魔法 
・強力な単体攻撃(ロゴス・ダブルエッジやロゴス・マジックバーストで繰り出す技も含む)

が該当します。
開戦直後は引っ張ってきた敵だとしても敵視が固定化されていない事もある為、強力な一撃は控えた方が良いと思います。

安全を取るのであれば、開戦直後はタンクさんが釣ってきた敵だけに攻撃を行うようにし、スキル3発目あたりから範囲攻撃や回復魔法を入れていくようにしましょう。
声を大きくして言いますが、焦りは禁物です。

移動中はタンクさんからなるべく距離を置くようにする

出来る限り、進行役のタンクさんにはターゲットマーカー(◎でも足止めでもわかりやすいのがオススメ)を付け、少し距離を開けたうえで着いていくようにしましょう。

着いていく図。これでもまだ近いくらい。
もう少し距離開けてもGood

あまり密着した状態でついていくと、タンクさんが様子を見る為に立ち止まった時や、安全な場所に引っ張っていく時にタンクさんを追い越してしまうことがあり、それで襲われてしまう方がよくいらっしゃいます。
また、初心者のタンクさんの場合は、後ろがぐいぐいくっついてる状態だと精神的に追い詰められてしまうこともあるそうです。なるべく距離を取って優しく見守りましょう。(まるで教習車のように)

進行役のタンクさんの位置を常に確認し、タンクさんが立っている所や進行方向側、広場側には立たない

こちらのタンクさんは近くにいる別の敵から離すように、敵を誘導しています。
この時、タンクさんが引っ張った敵の方に直ぐ向かうようにしましょう。

タンクさんの位置をしっかり追い、進行方向側には立たないようにしましょう。

上記でも解説しましたが、慣れているタンクさんは上記の感知条件や敵の巡回位置を把握した上で、安全な位置に敵を引き込んで戦ってくれることがあります。
一例として広場がある場所であれば、広場がある手前の階段側
部屋が多数ある通路なら、通路側…といった感じで安全な所に誘導してくれます。

また、敵の向きなども丁寧に調節し、危険な攻撃に当たらないように誘導してくれる事もあります。

覚え方の一例として、「引っ張ってきた敵にくっつきつつ、タンクさんが立っている逆側に立つ」と覚えておくとよいです。(もちろんくっつくことも、逆側に立つ事も必ず安全とは言えませんが、BA内のほとんどの敵がそれで対応できてしまいます)

慣れてきたら、それぞれの敵の特徴を勉強し、戦う敵に応じて戦う位置を変えてみると良いですね。

まとめ:大切なのは『思いやり』と『再発防止に努めること』

BAのメインタンクさん(一般的に進行MTと呼ばれている役職です)は気を付ける箇所が多く、常に神経を周りに張り巡らせています。
また、ほとんどの人が「全員を安全にオズマまで送り届ける」というプレッシャーを抱えて、責任感を持って色々考えて動いてくれています。
そんな頑張っていただいているタンクさんのためにも、進行の妨げになる行動はなるべく避け、参加者全員が無事にオズマにたどり着けるように頑張って進みましょう!

もし、やらかしちゃったとしても、次回からやらかさなければ大丈夫です。
人間だれでも一度はやらかします。(筆者なんて数えきれない程やらかしてます)

この記事が、「あの時何で死んだんだろう…」の解決のヒントになれば幸いです。
さあ、今日も元気にLet’s do it! – やってみましょう!

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