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FF14 2024年版 バルデシオンアーセナル(BA) |  重要な敵を知る① アーセナル・ビブロス編

ろるです。

今回の記事ではバルデシオンアーセナル道中にて、重要なモンスターを紹介する第一弾として、『序盤の初見キラー』である アーセナル・ビブロス について解説していきます。

ビブロスは幾多の初見プレイヤーを葬ってきた凶悪なモンスター

アーセナル・ビブロスは1ボス前の通路に2体配置されているEL66(中ボスクラス)のモンスターです。
それ以外の場所では全く出現しないのですが、定期的に無詠唱扇範囲攻撃を使用してきたり、皆さんの定位置になりがちな背面側に対して攻撃してきたりと、序盤に出てくるモンスターとしてはなかなか殺意の高い能力を持っています。

一見無事故対策が難しそうなモンスターですが、基本的に危険な攻撃は正面側or背面側への攻撃だけとなっております。誘導するタンクさんが適切に誘導した上で、他の方も立ち位置を気にすることによってしっかり回避が可能なので、こちらの記事を参考にして立ち位置を意識してみてください。

注意すべき点

タンク側に立ってはいけない『かぎ爪』

基本的にビブロスとの戦闘中では、誘導してくれているタンク側に立たないようにしましょう。

『かぎ爪』は敵視1位のタンクさん側に扇範囲の攻撃を行う技です。こちらはある一定のタイミングで無詠唱発動するものとなっており、初見さんや不慣れのプレイヤーさんは予測しづらい攻撃になっています。

『かぎ爪』を使用する主なタイミングは
戦闘開始後ビブロスがオートアタックを3回使った直後
『マジックハンマー』を使った直後
『テールスマッシュ』を使った後、オートアタックを3回使った直後
*『マジックハンマー』までは発生することが多く、大体は『テールスマッシュ』発動前には倒せるケースが多いです。

ダメージも強攻撃並みなのでタンク以外の無補正のプレイヤーが引っかかれてしまうと最悪死にます。

戦闘中は必ずタンクさんの位置を追うようにしましょう。

意外と油断できない『マジックハンマー』

尋常なくでかいので注意が必要

一言でいうとむちゃくちゃでかい範囲攻撃です。

『マジックハンマー』は戦闘開始から凡そ12秒後くらいに使用してくるランダムターゲットの円範囲攻撃です。BA道中で使用する円範囲系の攻撃の中では最大級レベルの超広範囲となっており、退避が少しでも遅れると普通に当たります。

直撃しても死亡するほどのダメージではありませんが、かなり痛いのでしっかり避けるようにしましょう。

実は背面側も危ない『テールスマッシュ』

『テールスマッシュ』は戦闘開始から凡そ20秒後くらいに使用してくる敵背面側への扇範囲攻撃です。範囲予兆(AoE)が発動直前まで出てこないので、こちらも不慣れさんがひっかかりやすい攻撃になっております。

実装当時は猛威を振るっていた攻撃の一つでしたが、現行では『テールスマッシュ』が来る前に撃破してしまうことが多いので、この技を見ることは出来なくなりました。ただ2体絡んだりなど事故がおきたり、苦戦した時によく使われがちなので頭の片隅に置いておきましょう。

もう一体のビブロス

1体目の戦闘中はもう1体のビブロスの動向も気にするようにしましょう。

先述した通り、ビブロスは狭い通路に2体配置されています。誰かが襲われてしまい、2体同時に戦うとなると処理が急激に難しくなります。マジックハンマーやテールスマッシュ時など、散開移動するときに移動先にもう一体ビブロスが居ないかを必ず確認するようにしましょう。

それぞれの対策

近接陣は基本的にタンクの対角側で戦う 遠隔陣はがっつり離れる

近接さんは基本的に『誘導しているタンクさんの(モンスターを挟んだ)対角側』で戦うようにしましょう。『モンスターの背面側で戦う』のではなくです。必ずタンクさんの対角側です。遠隔さんは大きく距離取ってればどこでも大丈夫です。(但し、進行方向側にはいかないようにしましょう)

何故背面側ではなく、対角側という表現にしているのか。これには理由があり、ビブロスが使用する技の中に『マジックハンマー』があります。マジックハンマーの際ランダムで対象が選出される関係上、ビブロスの向きが誘導しているタンクさんではない方向に向くことがあります。つまり、タンクさんの方向にビブロスの背面が来ることもあるというわけです。これに絶対釣られてはいけません。

先述した通り、『かぎ爪』は『マジックハンマー』の直後にも使用してくるので、『マジックハンマー』終了後にそのまま誘導しているタンクさんに瞬時に向きなおし、『かぎ爪』を放ってきます。
主にこのタイミングでタンクさん側に居た人が引っかかれてしまい、死亡してしまう事故も多発しているので注意が必要です。

また、『マジックハンマー』を避ける時はタンクさん側ではなく、側面側や遠隔陣が居る後方側に避けるようにしましょう。

近接陣は『テールスマッシュ』の時だけモンスターの側面側に逃げる

近接陣は『テールスマッシュ』の際、モンスターの側面側を意識して避けるようにしましょう。

『テールスマッシュ』は背面側の扇範囲攻撃の為、背面側からビブロスから大きく離れる形で逃げようとすると、かなりの距離を移動しなければいけなくなり、最悪避けるのが間に合わなくなってしまいます。

最悪正面側に抜けて避けることもできますが、スタンのタイミングとかによっては発動直後に『かぎ爪』が発動したりということもあるので、なるべく側面側を使って避けるようにしましょう。

周回勢が出来ると良いこと

こちらは慣れてるプレイヤーさんが出来ると、上記対策がうまくできなかったプレイヤーさんに対してフォローに繋がる小ネタです。

もちろん実践するかは任意ですが、プレイヤーさんを守る為にも余裕ある方はぜひ活用いただけると幸いです。

デバフアビリティを駆使する

ビブロスは阻害デバフとして スタン や 睡眠 が有効であり、『マジックハンマー』や『テールスマッシュ』の詠唱技を阻害する事が可能です。

特に『マジックハンマー』は範囲が広く、当たってしまうプレイヤーさんがかなり多い為阻害するのに非常に適した技になります。是非止めてみてください。

スタンで敵が停止している間は、使う技のタイミングが後にズレていきます。(遅延)

『かぎ爪』は無詠唱技なので止めることが出来ません。

但し、『かぎ爪』の使用タイミング前にスタンを使うことによって、タイミングを”遅延”することが出来ます阻害デバフは同じデバフだと最大3回までは有効の為、スタンのデバフ効果時間が切れる直前にスタンデバフの更新を行うことによって、うまくいけば最大9秒程遅延させることが出来ます。その間はオートアタックも発生しないので、被ダメージも大きく抑えることが出来ます。

ただ、個人的に遅延するとしたら、『かぎ爪』を遅延するよりかは、『マジックハンマー』詠唱前にスタンを使用して『マジックハンマー』のタイミング自体を遅延した方が良いと思っています。『マジックハンマー』の使用を遅延することによって、『マジックハンマー』中の向き逆転による『かぎ爪』事故を防ぐ手段にもなり得るからです。

前後のBA開催で起きていた事故等を元に、タイミングを変えてみるのも有りだと思っています。

【タンク向け】ビブロスの場所と向きの誘導する

誘導しているタンクさん向けになります。

ビブロスの1体目を釣った際は必ず2体目の位置を把握しましょう。2体目に襲われてしまうと、処理がかなり厳しくなってしまう為、襲われないように安全な位置に誘導する必要があります。1体目は技の処理の関係上、手前階段側に引くことをオススメします。(2体目はだれにも襲われないので、どこでも大丈夫です)

また、『かぎ爪』や『テールスマッシュ』などの向き依存の技がある為、むやみに向きを変えないようにしましょう。『かぎ爪』の有効範囲を小さくするためにも、通路の壁側に正面を向けると尚良いでしょう。この範囲を小さくする考えは、アーセナル・カルコブリーナの『恐怖の瞳』等でも使用します。

友人タンクさんの誘導です。2体目から大きく対角側に引っ張るように階段側に誘導しており、正面側を壁際に向けていることによって、かぎ爪の有効範囲を小さくしています。

【タンク向け】『かぎ爪』の起点を意図的にズラす方法

こちらも誘導しているタンクさん向けになります。

貴方は誘導しているタンクさんです。先述した『マジックハンマー』の振り向き等などで、貴方側にDPSさんが来てしまったとします。「このままでは『かぎ爪』の範囲に入ってしまい、この人が死んでしまう!」と思った時のカバーの方法です。

凄く簡単な方法です。ビブロスから離れるだけです。

『かぎ爪』は物理近接攻撃という関係上、対象者(敵視1位のプレイヤー)が近接攻撃の射程外に居る場合、射程に入るまで接近するという仕様があります。ビブロスから離れることにより、ビブロスは離れたプレイヤーに近づこうとするため、ビブロスの座標がズレます。

敵自体の座標ズレる、つまり扇範囲攻撃の起点がズレることによって貴方側に来たプレイヤーさんを扇範囲の範囲外に出す事が出来ます。基本的には誰かが自身の目の前にきてしまった時はすぐにビブロスから離れるようにしましょう。また、先述した『マジックハンマー』のタイミングであれば、『マジックハンマー』の詠唱中にビブロスから離れるのが良いタイミングです。

青い丸い子が貴方で、赤い丸い子がビブロスです。動画ではやや大げさに下がってますが、極端な話ビブロスの直下(足元)から自身のプレイヤー側の範囲内に誰もいなくなればOKです。

もちろん、大きく下がりすぎないようにしましょう。別のビブロスに襲われる可能性があります。

ビブロスの向きを変えたりして範囲外に出すこともできますが、別のプレイヤーさんが範囲に入ってしまうこともあるため、向きを変えるのはあまり推奨しません。

まとめ:ビブロスと戦う時は立ち位置に気を付けて戦うようにしよう!

最近はプレイヤーさん方々が道中事故防止を徹底していらっしゃることもあって、スタンを使った封殺はもちろんのこと、超火力によって『マジックハンマー』すら出てこないということもあり、以前と比べると凶悪度はだいぶ落ちているアーセナル・ビブロス。

今でも油断すると、普通にトラウマレベルの強さを持っていると筆者は思っています。
この記事が万が一の事故を防止する参考になれば幸いです。

さあ、今日も元気にLet’s do it! – やってみましょう!

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