ろるです。
直近のバルデシオンアーセナル(BA)のラストボスである『プロトオズマ』戦で、実際に多発している事故の一つ『加速度爆弾』による事故の解説と対処の例を紹介します。
筆者プロフィール:
2019年5月下旬に戦士でBAを初踏破。
同年6月上旬に10回踏破アチーブメントを達成。踏破回数は現在で250回程。
以降定期的に参戦。エウレカ内ではタンク、ヒーラーをメインに活動しています。
最強たる所以、それは『多数の個人ギミック』と『退出ペナルティ』
プロトオズマはBA内のボスにおいても最強と言えるでしょう。
その最強たる所以ですが、今までのボスとは比べ物にならないほどの個人ギミックと、自身が完全に死亡してしまうとBA内から強制退出されてしまう所。予習をたくさん頑張ってきて、踏破を目指して挑戦しているプレイヤーの大きな壁になっています。
今後当ブログでは、最近の開催回で事故が多発しているギミックとその仕組み、最新の対策を紹介いたします。挑戦に向けて予習している方への何かしらの参考になれば幸いです。
先述した通り、プロトオズマには多数の個人ギミックが存在します。一口に事故と言っても多数存在しており、その中でも多発傾向にあるものを取り上げます。
今回は初挑戦の人やバトル慣れしてない方であれば、恐らく最も凶悪なギミックである『加速度爆弾』を解説いたします。
最も凶悪なギミック?加速度爆弾の仕組みと恐ろしさ
『加速度爆弾』はプロトオズマ本体が▼(三角錐)の形になっている時に使用してくるギミックです。
厳密にいえば、ギミックというよりかは一定のタイミングで一定数のプレイヤー(*)に付与するデバフ(弱体効果)となっており、付与されたプレイヤーが、デバフの効果時間が切れるタイミングで『移動や身体の向きの変更』、『アビリティ・詠唱・GCDアクションの使用』、『攻撃(オートアタック含む)』を行っていると爆発し、自身と周囲3m以内に居るプレイヤーに最大95%分のダメージを与えます。簡単に説明すると『時限爆弾を抱えていて、爆発する寸前に動くと爆発する』といった感じでしょうか。
*一定数の付与プレイヤーについて(折り畳み)
一回のタイミングにつき、全プレイヤー中3人に付与されます。それぞれ発動効果時間は異なり、『7秒』『10秒』『15秒』が存在します。この中でも『15秒』は3つの中でもかなり重要度の高い物となっており、爆発すると壊滅的な事故に繋がる恐れがあります。
このギミック、「付与されたら、効果が切れるまで動かなきゃいいじゃん」と思うかもしれませんが、そんな単純なモノではありません。実際は加速度爆弾の処理を行いながら、別のギミック(メテオインパクトや頭割り、ペイン)も同時に処理をしなければならない場面があり、それに気を取られて爆発するケースが後を絶ちません。
また、付与から爆発までは最速でも7秒程猶予がありますが、付与の際に何かしらの詠唱があるわけでもないので、付与されるタイミングを把握していないといつの間にか付与されていることに気づかず、爆発させてしまうケースも多数存在します。
加速度爆弾で最も恐ろしいのが、見た目は地味なのにとにかく存在感が大きすぎる所と言えるでしょう。『付与された時、動いてはいけない』という内容だけに囚われてしまい、実際それでも動かなければならないギミックが来た時に動けずに別のギミックの失敗を誘引してきます。先述した通り、爆発した時のダメージはギリギリ即死級ではありませんが、他のギミックミスまで重なると間違いなく即死します。しかもダメージは自分だけじゃなくて周囲もです。…恐ろしいですよね。
では、それぞれどうすればよいか。解説していきたいと思います。
加速度爆弾事故対策①:付与されるタイミング・合図を知る
プロトオズマの▼(三角錐)フェーズで加速度爆弾が付与されるタイミングは2回あります。タイミングを知る事で、「いつの間にかついていて、爆発してしまった…」の事故を大きく防ぐことが出来ます。
- 序盤、本体の▼変形攻撃が終わった直後
- 中盤、オズマの影(外周側に出てくるオズマ)の変形開始直後
多少ズレはありますが、『加速度爆弾は変形のタイミングで付与される』と覚えておきましょう。更に、加速度爆弾の詠唱はありませんが、そのタイミングで本体をよく見ると、変わったことをしています。
上記のタイミングでは動画のようにオズマ本体が一度ぴかっと光り、さいころのような四角い物を周りにまとっているようなエフェクトを発生しています。このエフェクトこそが加速度爆弾の付与を行った合図になっています。
このエフェクトが見えたら、直ぐにデバフ欄を確認し、自身に加速度爆弾がついていないかを確認しましょう。早く気づけば気づく程、次のギミックに対する身構えや考える時間も出来るので事故率は大きく減ると思います。
加速度爆弾事故対策②:実際に処理をする時の考え方
加速度爆弾の処理のポイントは『とにかく動かない事』ではありますが、具体的にはどうすればよいのでしょうか。覚えるポイントは以下の3つです。
- 効果時間が切れる5秒前を目安に『移動しない』、『敵・味方をターゲットしない』
- 『加速度爆弾』のデバフが消滅したフライテキストを見てから動いてOK
- 但し、例外としてメテオインパクトのマーカーも自身に付与されてる場合なら全力で動いてOK
効果時間が切れる5秒前を目安に『移動しない』、『敵・味方をターゲットしない』
余裕をもって、5秒前には一切の行動を省きましょう。
先述した通り、『移動や身体の向きの変更』『アビリティ・詠唱・GCDアクションの使用』『攻撃(オートアタック含む)』といった、キャラクターが行動してしまう系はほぼ全てダメです。これらの行動を一切行わないようにするためには、『ターゲットを外した状態で移動しない事』を厳守することによって、意図せず爆弾が発動してしまうことはないはずです。但し、自分自身に付与するバフや対象を必要としないアクション(範囲回復等)だけはそれでも発動してしまうので、癖で押してしまいそうな人はボタンやキーを一切触らないことまでを徹底するようにしましょう。コントローラー置きましょう。(2敗)
また、カメラ移動のみはOKですが、カメラ移動をすることによって、キャラクターの身体の向き自体が動いてしまう『移動操作タイプ:スタンダード』の設定をしているプレイヤーさんの場合はカメラ操作もNGです。なんとこの爆弾、身体の向き変更さえも反応し普通に爆発します。マジで殺意高いです。
この記事の最後にどの行動がダメなのかを動画でまとめているので、よかったら見てみてください。
『加速度爆弾』のデバフが消滅したフライテキストを見てから動いてOK
これは慣れてる方でも意外とやっちゃいがちなのですが、付与タイミングや担当ロールによっては「加速度爆弾を処理してから直ぐに動いて次の処理をしないと!」とついつい気持ちが先行してしまい、爆弾が発動するか否かのタイミングの所で動いてしまって爆発してしまう方もいらっしゃいます。
爆弾が発動する判定のタイミングは明確には判明していないのですが、判定外になるタイミングは分かりやすい物になっています。それは、加速度爆弾デバフの消滅フライテキストです。
効果時間が切れるタイミングだけは、自身のキャラ周辺に注目し、フライテキストが出たのを確認してから移動を開始するようにしましょう。せっかく処理できそうだったのに、最後の最後で爆発させちゃうのも勿体ないです。
但し、例外としてメテオインパクトのマーカーも自身に付与されてる場合なら全力で動いてOK
「えっ、散々動くな!と言ってたのに、最後は動くの!?」となったと思います。はい、メテオインパクトのマーカーも自身に付与されてる場合だけは最悪爆弾爆発してもいいです。極めて低い確率ですが、加速度爆弾の付与対象者が同時にメテオインパクトの対象者になる事があります。
加速度爆弾の1回目の付与タイミングと同時に来るギミックがメテオインパクトギミックなのですが、メテオインパクトの対象者は必ず所定の場所に移動しなければなりません。所定の場所に置けなかったかつ、最悪のケースになった場合は自他含め明確な死が待っています。比べて加速度爆弾は、爆発させても即死しない上、範囲がある程度決まっている為、所定の場所に向かいながら爆発させてしまえば被害は最小限に抑えられます。多少ヒーラーさんのフォローも必要ですが、同時付与は仕組み上仕方がないことなので、ヒールを頑張るしかないですし、メテオインパクトの事故よりはマシです。遠慮なく移動しちゃってください。
繰り返しますが、両方付与された場合は、必ずメテオインパクトの処理優先です。「加速度爆弾の発動時間あとちょっとだから…」と思って待っていたら、「いつのまにか自身がメテオインパクトの対象者として指定されていて、移動が出遅れてしまいそのまま所定外の位置にメテオを置いてしまった…」ということが無限大にあるので、加速度爆弾が付与された時はしっかり次の行動に対して身構えるようにしましょう。(1敗)
メテオインパクトは次回の記事で更に詳しく解説したいと思います。
参考:加速度爆弾が発動するタイミングと発動するケース
まとめ:仕組みを知っていればそんなに怖くない!焦らず処理を行おう。
加速度爆弾は『動いてはいけない』という一見シンプルなギミックですが、一歩間違えるとそのまま全滅一直線な凶悪ギミックです。慣れない内は付与されるタイミングをしっかり注視するようにし、付与されていたとしても、まずは焦らず複合のギミックの処理から考えるようにして、複合の方が問題なければ、落ち着いて『ターゲットを外して、動かずに』待ちましょう。
そうすればきっとミス無しで乗り越えられるはずです。
さあ、今日も元気にLet’s do it! – やってみましょう!
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